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2010年10月30日

『ジーン・ワルツ』海堂尊、新潮文庫を読書する男ふじき

読んでるとサクサクすすむ。

海藤尊は語りが上手いのだ。

読み終えてつまらなくはないが、
これは面白いのか? と自問して悶々した
「自問して悶々した」は「手マンして悶々した」に似てる。
しまった。さっそく脱線だ。

作者の主張したいことは分かるし、
それはとても大事な主張であり、
声高に語られるべき問題である事は認める。

その問題は物語の終わりで、解決への一歩を踏み出してるが、
まだまだ全面解決には程遠い位置だ。
なので、終り感が乏しい。

何より物語の主人公、曾根崎理恵の心が見えてこない。
最初から見えてないが、最後には見えるかと思いきや見えない。
曾根崎理恵は作者の主張(医療改革)以外の何がしたいのか。
そこが見えない。
曾根崎理恵の情が見えない。

菅野美穂で映画化が決まった。
映画は面白くなると思う。
見えない曾根崎理恵の情は菅野美穂が徹底的に補完するだろう。

何という適役!

物語的には終盤に『ジェネラル・ルージュの凱旋』
を思わせる修羅場もあり(災害ではない)映像化に適している。

誰がやるか知らないが、
上司の清川役を江口洋介がやったら、
いろんな繋がりでオモロイと思う。
基本的に江口、白衣が似合うし。


fjk78dead at 08:55│コメ(0)トラバ(0)読書 

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