2010年11月02日
『こんな映画が、』吉野朔実、河出文庫を読書する男ふじき
マンガ家、吉野朔実の映画をオススメする文書をまとめた物。
これがいい。
押し付けがましくない。
ここにある映画は観たり、観なかったりだし、
観た映画についても必ずしも評価が一致する訳でもないし、
全く趣味が合わない映画を勧めている記事にも出会う。
でもまあ、それはそれでいいのだ。
作者の語り口と映画に対する訳隔てない優しさが気持ちいい。
読み終わって気が付いたのは映画1本1本に対する各論より、
映画全体について語る前書き、中書きみたいな文書がいい。
映画への向き合い方に「うんうん」とうなづかされてしまう。
本屋で見かけて時間があるようなら、
とりあえず、冒頭の前書き部分だけでも
目を通してみてください。
これがいい。
押し付けがましくない。
ここにある映画は観たり、観なかったりだし、
観た映画についても必ずしも評価が一致する訳でもないし、
全く趣味が合わない映画を勧めている記事にも出会う。
でもまあ、それはそれでいいのだ。
作者の語り口と映画に対する訳隔てない優しさが気持ちいい。
読み終わって気が付いたのは映画1本1本に対する各論より、
映画全体について語る前書き、中書きみたいな文書がいい。
映画への向き合い方に「うんうん」とうなづかされてしまう。
本屋で見かけて時間があるようなら、
とりあえず、冒頭の前書き部分だけでも
目を通してみてください。