インセプションもうちょっと『名前のない女たち3』中村敦彦、宝島社文庫を読書する男ふじき

2010年08月12日

『劇場版NARUTO疾風伝 2010 ザ・ロストタワー』を109シネマズ木場シアター4で観る男ふじき

ナルトのいいところは単純なところだ。
ナルトの悪いところは単純なところだ。

自分の信じた事にまっすぐで曲がらない。
だから、感情移入が容易だ。
でも、曲がらなさ加減が愚直といってもいい。
攻撃も同じ攻撃を延々と繰り返し続けるのみだ。
作戦もなければ変化もない。
ともかく頑張りさえすれば道は開ける、という考え方なのだ。

主張は正しいけど、娯楽としてはつまらん
それでも、劇場第七作というのに基本になるフォーマットが変わらんのは凄い。

こうなると、かなり敵次第なんだけど、今回の敵はよくない。
敵も一人っきりで攻撃も一本調子だ。
頭が悪いな(脚本家が)。


【銭】
新聞系で2枚もらった無料鑑賞券を1枚使用。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版NARUTO−ナルト−疾風伝 ザ・ロストタワー@ぴあ映画生活

PS 町全体が人間も含めて、単なるカラクリ細工というアイデアは
 「インセプション」や「紅い眼鏡」に負けてない虚構世界つくり。
 そして群を抜いて人間らしさが欠如していて悪趣味さが光る。
PS2 千の塔を持つ古の都なのに、住んでる住民は10世帯くらい。
 お金がないんだなあ、きっと。絵でも大勢を表現するのは
 それなりに大変だから。
PS3 ナルトのメンタリティと悟空のメンタリティは多分いっしょだ。


fjk78dead at 00:13│コメ(0)トラバ(0)映画 

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