2009年10月20日
『のんちゃんのり弁』ユーロスペース1
小西真奈美演じる子持ち主婦がダメ亭主と別れて自立した大人になるまでを描く。と書くと深刻そうに聞こえるが、生活が保証された中でのプチ自立なので、そんなに深刻ではない。もうちょっと深刻じゃなくっていいのか、と思うくらいだ。ちなみにタイトルロールの「のんちゃん」は小西真奈美演じる小巻の娘の名前。題名、遠いぞ(原作あるけど、変えられないほど依存してはいないでしょ)。
映画は前評判どおり、面白いです。
でも、観るのはちょっと躊躇していた。っていうのは、予告編がひどいから。
予告編で小西真奈美が叫ぶ「いぇーーーーい」、又、叫ぶ「いぃーきぃーざぁーまぁー」。叫ぶたびに顔がひしゃげる。そのひしゃげ方が醜い。話の中に入っていると別にそんなにおかしくないのだけど、叫んでるその場面だけ抜き出して並べると、「そんなに鬼気迫るほど叫ばなくても」と思ってしまう。別物になってしまうのだ。なんか主人公の嫌な面ばかりが目立つ予告になってる気がしてならない。
マンガ原作ではリアルに感じなかった、のんちゃんの存在感が現実の子供でちゃんと出せていたのはよかった。嫌な男だけどギリギリ許せそうという線を演じた岡田義徳の立ち位置が上手いなあ。あと、倍賞美津子、岸部一徳、絵沢萌子は安定した好演。
【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・のんちゃんのり弁@映画生活
映画は前評判どおり、面白いです。
でも、観るのはちょっと躊躇していた。っていうのは、予告編がひどいから。
予告編で小西真奈美が叫ぶ「いぇーーーーい」、又、叫ぶ「いぃーきぃーざぁーまぁー」。叫ぶたびに顔がひしゃげる。そのひしゃげ方が醜い。話の中に入っていると別にそんなにおかしくないのだけど、叫んでるその場面だけ抜き出して並べると、「そんなに鬼気迫るほど叫ばなくても」と思ってしまう。別物になってしまうのだ。なんか主人公の嫌な面ばかりが目立つ予告になってる気がしてならない。
マンガ原作ではリアルに感じなかった、のんちゃんの存在感が現実の子供でちゃんと出せていたのはよかった。嫌な男だけどギリギリ許せそうという線を演じた岡田義徳の立ち位置が上手いなあ。あと、倍賞美津子、岸部一徳、絵沢萌子は安定した好演。
【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・のんちゃんのり弁@映画生活